nahrunの日記

大学で鬱になり、自殺も出来なかった。弱っちい人間の話。

下戸には睡眠導入剤を!

f:id:nahrun:20200419010748j:plain


僕はここ2年くらい不眠に悩まされていた。
最初はただの昼夜逆転だと思っていた。

しかし、おかしなことに眠たい時も寝れなかった。
日中に何とか活動し、眠たいなあと思って
布団に入ると、すぐに目が覚めてしまうのだ。

鬱に不眠は付き物。この組み合わせがキツイ。
寝れないとそれだけ考えることが出来てしまう。
布団の中でずっと「死んでしまえ」と誰かが呟く。
それが朝まで続く。もうクタクタである。

そして寝れた思ったら今度をとても起きることができない。
体が鉛のように重い。手足を一本も動かせる気がしない。
そんな日々が続いた。

病院に行くと、すぐに睡眠導入剤と精神安定剤をもらえた。
特にこの眠剤がすごい。
気づけば朝までぐっすりだ。

そして飲んだ後に少しフラフラしてくる時がある。
あの瞬間がたまらない。
僕はお酒に弱くうまく酔えないのだが、
「酔う」とはこんな感じなんだろう。
頭がふわふわしてきて、何も考えれなくなるのだ。
その時初めて飲み会が楽しいという意味がわかった。
僕は初めて飲める人が羨ましいと思った。
彼らはお酒飲むだけでこのフワフワ感を味わえるのだから。

要するに僕にしたら飲み会は
「眠剤パーティ」みたいなものである。

僕も飲み会のすみで眠剤を齧れたら、みんなと一緒にハイになれるのに。

「下戸には眠剤をくれ!!」

眠剤を飲んだ後はいつもそんなことを考えている。